入門講座⑦:個人投資家の資産運用の王道は「負けにくい運用」(2)
それでは、「残す資金」の運用の手段としての株式投資を考えてみましょう。
資産運用は長期運用を基本とし、
①「投資」と「投機」の違いを知る
②「時間」を最大の武器にする
③「複利効果」を味方にする
の3つが個人にとっての王道といえます。
まず「投資」と「投機」の違いを知るためには、株式の売買には、資産形成、資産運用、投機の3つのスタイルがあることを理解していただきたいと思います。自分が行っている、あるいはこれから始めようとしている株式売買がそのうちのどれにあたるのかを認識したうえで、売買判断などの対処法が違うことを知っていないと、株式投資はうまくいかないからです。
詳しくは「入門講座②:株式投資の3スタイル」をご覧ください。
3通りの株式投資のうち、投資の初心者や50代以上の人には、第1のスタイルである長期保有を前提とした株式投資が最も望ましいスタイルといえます。
(3)へ続く