開成学園同窓会

7月4日、高校卒業40周年の同窓会がありました。

 

開成同窓会_2.jpgのサムネール画像

午後3時に始まって、私が参加していた4次会が終了したのは11時半過ぎでしたので、8時間以上にわたって旧交をあたためられた1日となりました。

 

私の母校は開成学園です。

 

柳沢校長のお話では、今年は卒業生約400名のうち数名が海外の有名大学に、180名強が東大、約100名が他大の医学部に進学するという状況とのことでした。

 

我々の頃は同期卒約350名のうち東大は約100名、まだ灘よりも少なかったですから、後輩たちはたいへん優秀なようです。

 

さて、同窓会の第1部は開成出身者としては3人目の財務(大蔵)省次官になった、香川俊介君の話でした。

 

彼は週刊誌などでも報じられたように病と闘っており、それを押して車椅子で同窓会に参加してくれたのですが、彼の話はあたたかい人柄がよく出たユーモアにあふれるもので、とてもよかったと思います。

 

参加者は皆、静かに聴き入っていました。回復、快癒を心から祈ります。

 

香川君と共に安倍内閣を支えてきた、内閣情報官の北村滋君も同期です。

 

これまでも彼の姿は国会中継のTVでたびたび見かけて来たのですが、たいへん元気そうで、私と同様に4次会まで残ったメンバーの一人でした。

 

このブログに載せようと思って一緒に記念撮影をしたのですが、「アロハを着たゴキゲンなおじさんたち」状態で写っていて、安倍総理を驚かせてしまってもマズイので、たいへん残念ながら今回は掲載を取り止めておきます。

 

あまりにも優秀であったが故に、かつてアイヒマンと呼ばれたこともあったそうですが、北村君が全く違う側面も持っているということがよく分かる写真なので、彼が現職を離れたあとにでも公開できればと思います。

 

それにしても、同じ時期に日本の国のお金(財政)と情報のトップに自分の同期生が就いているというのもすごいことです。

 

他の同期たちの現職は、医師と歯科医を合わせて約80名、弁護士・裁判官数名、学者・大学教授(東大もいます)多数、上場企業ほか社長多数、......そして独立系FP1名。

 

この全員が同じ校舎で学び、知る人ぞ知るあの運動会で敵・味方に分かれて闘っていたわけで、「開成学園はたいした学校であった」ということをつくづく感じた同窓会でもありました。

 

P.S.

 

 香川君が8月9日逝去されました。

 

 心よりお悔やみ申し上げます。

 

 本当に残念です